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鋼製下地（LGS）工事

木材に換わって軽量鉄骨で天井・壁の下地を組む工事のことです。

軽天工事もしくはLGS工事とも呼ばれています。LGSとは軽量鉄骨(Light Gauge Steel)の略語です。
「軽天」とは何ですか？とよく聞かれますが、これは建築関係の人以外ではほとんど知られていない言葉だと思います。
主に亜鉛メッキ鋼鈑の材料で、天井や壁の下地を造作することを指し、これまで木材が壁・天井下地として担ってきた役割を軽量鉄骨に置き換えたものです。
軽天工事は昭和50年頃から普及した工事と言われていて、それ以前は、建物の全ての内装は木材で大工が造作していました。
大工が木材を削って部材を一本ずつ組立てしていた作業を、軽天工事では、木材が不要になることにより工事期間が大幅に短縮できるようになりました。
まだまだ一般住宅には浸透していない作業ですが、店舗や病院、公共施設などの内装工事において非常に一般的な工事です。